免疫力を高められる食事とは？おすすめの食材と含まれる栄養素

健康な体を維持するために必要なのが、食事です。普段の食生活が乱れていると病気になりやすくなったり、体力が落ちてしまったりしてしまいます。健康な身体を維持するために大事なのは「免疫力」です。正常に免疫機能を維持するためには、1日3食しっかりと摂り、バランスの良い食事を心がけることが大切になります。

食材にはさまざまな栄養素が含まれますが、いくつかの栄養素には免疫機能にはたらきかけ、免疫機能の維持につながるといわれています。

ここでは、免疫機能を高められる食材について紹介していきます。

免疫力を高められる食材

免疫力を高められる食材にはどのようなものがあるでしょうか。それぞれの食材に含まれる栄養素も踏まえながら解説していきます。

腸内環境を整える食材

腸内環境は、免疫機能に大きく関わっています。腸内環境がくずれてしまうと、免疫機能がうまく作用しなくなってしまいます。

腸内環境を整える際には、食物繊維を多く含んだ食材をしっかりと摂ることです。

食物繊維は、野菜や海藻類、きのこ、いも類、豆類に多く含まれています。

食物繊維は、便通をよくし腸内の善玉菌を増やすはたらきがあるため、食事のなかで積極的に摂るようにしてください。

たんぱく質を多く含む食材

免疫細胞は主にたんぱく質でできています。たんぱく質が不足してしまうと、免疫細胞が上手に作用しなくなってしまいます。

たんぱく質が多く含まれる食材として、肉類や魚類をはじめ、豆類や卵があります。たんぱく質が含まれる食材の多くは普段の食事でも取り入れやすいので、しっかりと摂るようにしてください。

ビタミンを多く含む食材

ビタミンは、免疫細胞のはたらきを強化するために必要な栄養素です。

ビタミンのなかでも、ビタミンAとビタミンEは免疫細胞を強化できるといわれています。

ビタミンを手軽に摂取するためには、しっかりと野菜を摂ることが大切です。

なかでも、人参にはβ-カロテンが多く含まれており、体内でビタミンAへと変化します。

β-カロテンのはたらきとして、体の粘膜を正常に保つ機能があります。

風邪などのウイルスは口や鼻などの粘膜から侵入するため、粘膜の状態が正常にはたらくと、外部からの侵入をシャットアウトすることが可能になるのです。

ビタミンEに関しては、かぼちゃもおすすめです。

ビタミンEのはたらきとして、免疫細胞の活性化や活性酸素がもたらす細胞破壊を防止できます。

まとめ

ここまで免疫力を高める食材について紹介をしてきました。

健康な体を維持するためには、普段から食生活に気をつけなければなりません。バランス良い食事を心がけつつ、ここで紹介した免疫力を上げる食材を積極的に食事で取り入れ、健康な体づくりを目指しましょう。